川原美恵子の小田研訪問記
東工大南3号館8階(現在は南9号館8階)で小田研究室という大変興味深い研究室に出逢いました。
なんでも、今をときめくナノテクノロジーを舞台に力を発揮しているといいます。

廊下奥、右側にはおしゃれでダンディーな小田先生と明るい秘書さんのお部屋。
その斜め前には学生室があります。

いろいろ親身に説明してくれる学生達の雰囲気はとても社交的で
誰でもすぐ溶け込める和やかな空気が流れています。

それもそのはず。
先生は国際色豊かな研究者を育てることにも力を入れているため
より多くの国から留学生を招き入れ
情報交換や交流を深め、研究に協力し合うようにしているからです。

研究だけでなく気候の良いときはテニス。春にはお花見。
夏は逗子マリーナでヨットやバーベキュー。
冬は先生のお宅で、お料理の先生でいらっしゃる
奥様の手料理を囲んでのクリスマスパーティーと
みんな実に仲が良く、余暇も楽しい行事で充実しています。

そのせいか、初めは全く話せなかったという英語も自然と身につき、
ほとんどの学生が英語を話せるようになってしまうそうです。

このような環境だからこそ明るく社交的で国際色豊かな
バランスの取れた研究者が生まれるのですね。

いざ、研究となると皆さんが実に情熱的で熱心であることにも
とても感動を覚えました。
集中しすぎて寝る時間も忘れてしまうとか?

全くの素人であります私にも身近な言葉で
わかりやすく丁寧に説明してくれました。
一言で言うと世界的にユニークなナノテクノロジーの
プロセス技術による量子効果デバイスの研究をしているそうです。

今までもプラズマや電子ビームリソグラフィ等を応用して
ナノクリスタルシリコンの作製、世界最小のトランジスタの実現に成功したり、
その他にも新構造のシリコン縦型トランジスタを発明して、
電子が衝突しないで進むバリスティック伝導の観測を可能にした。
というから驚きです。

お言葉に甘えて実験室も見学させて頂きました。
数多くの高性能な装置が並び、
白衣姿でそれらを巧みに使いこなす姿には
彼らこそ、21世紀を担う、不可能を可能にする勇者であることを
感じずにはいられませんでした。
学生さんたちも研究をする環境として、とても恵まれている。
と自信と誇りに満ちた表情を見せてくれたのが印象的でした。

この研究室は限りない可能性を秘めています。
世界に目を向け、最先端の技術や材料を駆使して
あらゆる可能性に挑戦したい方は是非ここで
惜しみなく力を発揮して欲しいです。

今後、乞うご期待の研究室でした!! 

 

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